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キスイガメ

キスイガメは、アメリカ東部および南部の汽水域や沿岸の湿地帯に生息する小型のカメである。同心円状の明暗のリングを描く「ダイヤモンド」のような独特の甲羅模様が特徴である。ただし、種の中でも模様や色調には違いがある。オスの甲羅の平均が 13 cm なのに対し、メスは 17 cm である。

ハイイロアザラシ

ハイイロアザラシは大西洋の陸地周辺 (イギリス、アイルランド、アイスランド、ノルウェー、デンマーク、フランス、オランダ、ベルギー、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ロシア、カナダ、アメリカ合衆国) に生息する海洋哺乳類である。西大西洋に棲息する個体は、東大西洋の個体よりもかなり大きい。オスは体長 2.3 ~ 2.9 m、体重 205 ~ 370 kg、メスは体長 1.9 ~ 2.3 m、体重 160 ~ 250 kgである。

ハスオビアオジタトカゲ

ハスオビアオジタトカゲは、オーストラリアの森林地帯、低木地帯、半砂漠地帯に生息する爬虫類の一種である。幅広でずんぐりした体つきで、三角形の頭と分厚い尻尾が特徴だ。さまざまな色の個体がいるが、通常は褐色、ベージュ、黒の鱗が縞模様に配置されている。名前の通り、鮮やかな青い舌を持っている。成体の体長は 45~60 cm。

アカカンガルー

アカカンガルー (Macropus rufus) は、オーストラリア全土に生息する有袋哺乳類で、沿岸地域と熱帯雨林を除くあらゆる場所で見られる。大きな L 字型の後脚と小さな前脚、大きなウサギのような耳、丸い鼻先の大きな顔が特徴だ。性的二型のため、オスとメスで外見が異なる。オスはメスよりもはるかに大きく、立った状態で体高1.3~1.6m、長い尻尾は1.3 m、体重 55~90 kg。メスは小さく、立った状態で体高 0.85~1.05 m、体重 18~40 kg。オスは赤い毛皮をしており、腹の色は薄い。脚、胸、前脚の筋肉は発達している。メスは灰色の毛皮で、筋肉質ではない。

ディンゴ

ディンゴ (Canis lupus dingo) は、オーストラリア全土に生息する大型イヌ科動物である。砂色の毛皮、白い腹、尖った耳、丸い鼻先をしている。見た目は痩せていて、平均体高 52~60 cm、体長 1.2~1.5 m、体重 14~19 kg。オスの方がメスよりも少し大きい。日和見的な捕食者だが、清掃動物でもある。したがって、哺乳類、鳥類、爬虫類、腐肉、果物、野菜など変化に富んだ食生活を送っている。

コアラ

クイーンズランドコアラ (Phascolarctos cinereus) は、オーストラリア東部のユーカリの森に生息する有袋類である。灰色から茶色の毛皮、器用な爪を持つがっしりとした手足、丸みを帯びたフワフワの耳、膨らみのある黒い鼻のついた顔が特徴だ。性的二型で、オスの方がメスよりもはるかに大きい。体長は 60~75 cmで、オスの体重は 4.2~9.1 kg、メスの体重は 4.1~7.3 kg。雌雄ともにユーカリの葉を主食としている。

ラマ

ラマ (Lama glama) は、南米西部の山や草原に生息するラクダ科の動物である。エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン原産で、高品質の毛がとれるため世界中で家畜として飼育される。飼いならされた動物であり、家畜として人間と一緒に 4000 年生きてきた。長い首、長い脚、厚い毛で覆われたずんぐりした体で、白、黄褐色、まだら、黒、灰色などの色をしている。オス、メスともに体高 1.6~1.8 m、体長 92~160 cm、体重 130~200 kg である。

キイロアナコンダ

キイロアナコンダ (Eunectes notaeus) は、黄色い鱗の上に茶色や黒の斑点が背中に広がっている、大型のコンストリクタースネークである。主にパラグアイの河川域にある支流や湿地、沼で発見されているが、ボリビア、アルゼンチン、ブラジルでも確認されている。キイロアナコンダは万能型の捕食者で、捕まえることのできる小型から中型の動物はほとんど何でも食べてしまう。大型種として知られており、成体の平均全長は 3.3~4.4 m、平均体重は 25~35 kg に到達する。記録に残っている最大の個体は、全長 4.6 m、体重は 55 kg あった。

トムソンガゼル

トムソンガゼル (Eudorcas thomsonii) は、タンザニアおよびケニアのセレンゲティの地域で移動しながら生活する小型の哺乳類である。乾燥した草原を好むが、森林地帯でも見られる。黄褐色の背中、白い腹、体側には黒い縞模様がある。鼻は褐色で、頬と目の周りは白い。また、目から鼻先にかけて黒い線がある。オス、メスともに多くの節のある角があるが、オスのほうが、角は長く立派である。平均体高 55~82 cm、体長 80~120 cm、体重 20~35 kg である。

イリエワニ

イリエワニ (Crocodylus porosus) は、東南アジア、オーストラリア北部、インド東部の沿岸地域に生息する大型の爬虫類である。食物連鎖の頂点に位置する、とても優秀で危険な肉食獣あり、オスは体長 3.5~6 m、体重 200~1000 kg にまで成長することがある。メスはオスに比べて著しく小さく、平均 2.7~3.4 m、120~200 kg である。オス、メスともに、他のワニの種よりも鼻や体の幅が広く、体は褐色から灰緑色で個体ごとにばらつきがある。