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レッサーパンダ

レッサーパンダ (Ailurus fulgens) は、ヒマラヤ山脈と中国の複数の地域の森林地帯に生息する小さな哺乳類である。名前とは異なり、ジャイアントパンダとは近い関係にあるわけではないが、主に笹を食べるといった生態には共通する部分もある。赤い毛皮、黒い足、帯模様のある尻尾、耳と鼻が白く、体長は平均 50~64 cm、尾は 28~59 cm である。木登りや泳ぎが上手く、様々な環境で生活する。

プロングホーン

プロングホーン (Antilocapra americana) は、別名エダツノレイヨウとも呼ばれるが、アンテロープ (レイヨウ) とは異なる種である。北米に棲むプロングホーンは、アンテロープに似た生態的地位を占めているため、英語では pronghorn antelope であるが、単に pronghorn と呼ばれることも多い。背中と体側が黄褐色で、腹が白く、白い下腹部、首に山形の白い模様がある。肩高は平均 81~104 cm、体長 1.3~1.5 m である。オスはメスよりも 10% 大きく、鼻筋が黒く、長く太い角がある。

ナイルオオトカゲ

ナイルオオトカゲ (Varanus niloticus) は、サハラ以南のアフリカの非砂漠地域に生息する大型の爬虫類の一種である。また、アメリカ、厳密にはカリフォルニア州とフロリダ州、にも導入されており、外来種として認識されている。

レッサーアンティルイグアナ

レッサーアンティルイグアナ (Iguana delicatissima) は、カリブ海の小アンティル諸島 (アンギラ島、グアドループ島、マルティニーク、ドミニカ) 固有の大型のトカゲである。生息地の減少、野生動物による捕食、外来種であるグリーンイグアナとの交配により、絶滅寸前の種である。灰色の体に腹部が緑色で、ゴツゴツ顔で顎の周囲が白い鱗に覆われている。オスには目の周囲にピンクと青い鱗があるが、メスはこの鱗がなく、大きさもオスの約 3 分の 2 である。

インドサイ

「一角サイ」とも呼ばれるインドサイ (Rhinoceros unicornis) は、インド北部、ネパール、ブータンの河川流域に棲む大型の有蹄類である。短く太い角と茶色がかった灰色のゴツゴツした肌が特徴で、甲冑のようだ。オスはメスより体が大きく、オスの平均体重 2100 kg、体長 3.7 m に対し、メスは平均 1600 kg、3.2 m である。体の大きさの違い以外に、オスの首には目立つひだがある。

インドクジャク

俗に「クジャク」と呼ばれるインドクジャク (Pavo cristatus) は、南アジア原産の大きな鳥だが、人間の手で世界中に広められた。オスは青い光沢のある鮮やかな羽と、非常に大きな飾りのついた尾があり、丸い模様の付いた大きな羽を広げて、大きさを誇示することで有名である。この動作は、メスを引き付けたり、他のオスを威嚇するための行動である。メスは、茶色の羽、首の後ろにある鮮やかな青い模様、扇状の尾がないなど、オスとは全く違った姿をしている。オス、メスの両方に羽のトサカがある。

インドゾウ

中央アジアおよび東南アジア原産のインドゾウまたは アジアゾウ (Elephas maximus indicus) は、長い鼻、小さな耳、灰色の皮膚、顔の周りのピンクの斑点が特徴的な動物だ。アフリカゾウと比較して体は小さく、オスは体長 2.75 m、体重 4000 kg、メスは、体長 2.40 m、体重 2400 kg です。大型の草食動物であり、森林、草原、山岳地帯など、さまざまな環境で暮らし、木の葉、樹皮、草を食べる。

グリーンイグアナ

グリーンイグアナ (Iguana iguana) は、中米全域、南米北部、カリブ海地域に生息する大型のトカゲ種である。長い尻尾があり、たてがみ状のギザギザした鱗が頭部から背骨の付け根まで続いている。また、長い爪先と爪のある筋肉質の脚も特徴である。また、尻尾と身体に縞模様が入っているものもいる。

オオフラミンゴ

オオフラミンゴ (Phoenicopterus roseus) は、ヨーロッパ、中東、アジア、アフリカに広く生息する大型の渡り鳥の一種である。温帯で暖かい環境の干潟と沿岸のラグーンに生息し、くちばしを使って泥をかき混ぜ、藻類、無脊椎動物、種子を濾過して食べる。

メノウアフリカマイマイ

メノウアフリカマイマイ (Achatina achatina) は、西アフリカの森林地帯に生息する大型の腹足類で、各国の中でも特にシェラレオネ、リベリア、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリアで多く見られる。灰色の身体と、黄色、オレンジ、または黄褐色に黒の縞模様が入った円すい型の殻を持つ。この珍しい模様が名前の由来となっている。雌雄同体でオスとメス両方の生殖器を持っているため、「オス」「メス」という明確な区別はない。しかし、生殖器が発達していない子どもや亜成体を「オス」と考えることもできる。