インドゾウ
中央アジアおよび東南アジア原産のインドゾウまたは アジアゾウ (Elephas maximus indicus) は、長い鼻、小さな耳、灰色の皮膚、顔の周りのピンクの斑点が特徴的な動物だ。アフリカゾウと比較して体は小さく、オスは体長 2.75 m、体重 4000 kg、メスは、体長 2.40 m、体重 2400 kg です。大型の草食動物であり、森林、草原、山岳地帯など、さまざまな環境で暮らし、木の葉、樹皮、草を食べる。
グリーンイグアナ
グリーンイグアナ (Iguana iguana) は、中米全域、南米北部、カリブ海地域に生息する大型のトカゲ種である。長い尻尾があり、たてがみ状のギザギザした鱗が頭部から背骨の付け根まで続いている。また、長い爪先と爪のある筋肉質の脚も特徴である。また、尻尾と身体に縞模様が入っているものもいる。
オオフラミンゴ
オオフラミンゴ (Phoenicopterus roseus) は、ヨーロッパ、中東、アジア、アフリカに広く生息する大型の渡り鳥の一種である。温帯で暖かい環境の干潟と沿岸のラグーンに生息し、くちばしを使って泥をかき混ぜ、藻類、無脊椎動物、種子を濾過して食べる。
メノウアフリカマイマイ
メノウアフリカマイマイ (Achatina achatina) は、西アフリカの森林地帯に生息する大型の腹足類で、各国の中でも特にシェラレオネ、リベリア、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリアで多く見られる。灰色の身体と、黄色、オレンジ、または黄褐色に黒の縞模様が入った円すい型の殻を持つ。この珍しい模様が名前の由来となっている。雌雄同体でオスとメス両方の生殖器を持っているため、「オス」「メス」という明確な区別はない。しかし、生殖器が発達していない子どもや亜成体を「オス」と考えることもできる。
ヨロイモグラゴキブリ
ヨロイモグラゴキブリ (Macropanesthia rhinoceros) は、オーストラリア北部の低木地と乾燥林に生息する大型の昆虫である。長さ約 8 cm、重さは 30 gで、濃い赤褐色の体をしている。砂地に穴を掘る習性から名付けられており、しばしば地下 1 m まで掘り進むこともある。手間がかからない点と、持ち上げたときの反応の面白さで、人気のペットとなっている。
イースタンブラウンスネーク
イースタンブラウンスネーク (Pseudonaja textilis) は、オーストラリアとニューギニアに棲む、毒を持つ爬虫類の一種である。乾燥地に好んで棲み、草原、低木地、疎林で多く目撃される。淡褐色から濃褐色で、腹部の色は薄く、カモフラージュ用に鱗に濃褐色の斑点があることもある。体長は通常、1.5~2 m で、口を開けて頭と体を高く持ち上げ、S 字型に曲げる防御姿勢が有名である。これは、威嚇ポーズだと間違えられやすい。
コモンデスアダー
コモンデスアダー (Acanthophis antarcticus) は、オーストラリア東部および南部の草原、森林、および低地に生息する毒蛇である。平らべったい三角形の頭、ずんぐりした体、突然細くなる尻尾、落ち葉やゴミに溶け込む淡褐色、暗褐色、灰色の縞模様といった特徴を持つ。平均体長は 70~100 cm である。
ジャイアントパンダ
ジャイアントパンダ (Ailuropoda melanoleuca) は中国中部の山岳地帯に生息するクマの一種である。体は特徴ある黒と白の毛皮で覆われており、脚や耳、目の周りが黒色をしている。ほとんど笹しか食べないため、豊かな竹林でしか生活できない。竹はエネルギーの低い食べ物であるため、生きていくためには大量に食べなくてはならず、起きている時間のほとんどを餌探しと食事に費やさなければならない。また、エネルギー摂取量の少なさから、生まれてくる子は、非常に小さく脆弱である。
ガラパゴスゾウガメ
ガラパゴスゾウガメ (Chelonoidis nigra) は、ガラパゴス諸島固有の爬虫類であり、他の場所にはどこにもいない。鞍型とドーム型の 2 種類に分かれ、どちらの変異型も鈍い灰褐色の甲羅と、うろこ状で灰色の肌をしている。鞍型のカメは長い首をしており乾燥した低地に住んでいるのに対し、ドーム型のカメは短い首をしており湿気の多い高地に住んでいる。どちらも極めて大型で、オスの平均体重は 272~317 kg、メスは 136~181 kg。<br><br>かつて、ガラパゴスゾウガメは肉や油を求める人々に乱獲されたり、農地を作るために生息地が破壊されたりしたために数が激減した。船乗りもまた、備蓄食料としてよくカメを乗せていた。大きいため肉がたくさん取れるうえに、ほとんど世話をする必要がなかったからである。
タイワンツキノワグマ
タイワンツキノワグマ (Ursus thibetanus formosanus) はアジアクロクマの亜種で、台湾の固有種である。ずんぐりした体型で黒い毛皮で覆われており、丸い耳と長くてまっすぐな鼻が特徴。さらに外見で最も印象的なのは、胸にある白い V 字型の斑紋である。タイワンツキノワグマは性的二形で、オスがメスよりもはるかに大きい。オスは平均体重 135 kg、体長1.7 m であるのに対し、メスは 平均体重 70kg、身体長 1.35m である。