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ルブロンオオツチグモ

ルブロンオオツチグモ (Theraphosa blondi) は、スリナム、ガイアナ、仏領ギアナ、ブラジル、ベネズエラの熱帯雨林、湿地、沼で生息する、極めて大型のタランチュラ種である。色は茶褐色で、赤茶色の毛で覆われている。大きな腹部と大きな丸い胸部、節に分かれた太い脚、そして細長く伸びた触肢 (口器) を特徴とする。メスはオスより大きく、どちらも腹部に「出糸突起」と呼ばれる目立った付属器官がついており、クモの巣の付着を助ける。ルブロンオオツチグモの糸は、卵のうを作り精子を運ぶために使われるが、狩猟目的で網を張ることはない。

ゴライアスオオツノハナムグリ

ゴライアスオオツノハナムグリ (Goliathus goliatus) は、中央アフリカのサバンナや熱帯雨林に生息する大型の昆虫種である。オスとメスは外見と大きさに違いがある。オスの方が 60~100 mm と大きく、こげ茶色の腹部、白い縞模様の入った茶色の胸部、黒い脚、そしてY字型のツノがついた白い頭が特徴である。メスはオスよりも小柄で体長は 50~80 mm、胸部に短く細い縞模様がついている。また、ツノはない。野生でのライフサイクルはほとんどわかっていないが、暮らしている熱帯雨林の破壊によって、生息地域の減少に脅かされていることは確かだ。

メノウアフリカマイマイ

メノウアフリカマイマイ (Achatina achatina) は、西アフリカの森林地帯に生息する大型の腹足類で、各国の中でも特にシェラレオネ、リベリア、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリアで多く見られる。灰色の身体と、黄色、オレンジ、または黄褐色に黒の縞模様が入った円すい型の殻を持つ。この珍しい模様が名前の由来となっている。雌雄同体でオスとメス両方の生殖器を持っているため、「オス」「メス」という明確な区別はない。しかし、生殖器が発達していない子どもや亜成体を「オス」と考えることもできる。

デザートヘアリースコーピオン

アメリカ合衆国南部とメキシコの砂漠が原産の大型クモガタ種であるデザートヘアリースコーピオン (Hadrurus arizonensis) は、奇襲攻撃を専門とする捕食者である。通常は黄色、黄褐色、あるいは薄い緑色をしており、背中には色の濃い部分がある。砂の中や岩の下でじっと息をひそめ、昆虫や小型脊椎動物を毒針で襲う。すると獲物は動けなくなり、その間に顎で掴むのだ。成体になると、デザートヘアリースコーピオンは体長 10~18 cm まで成長する。刺されれば痛みはあるが、通常は人間には特に危険はない。

ヨロイモグラゴキブリ

ヨロイモグラゴキブリ (Macropanesthia rhinoceros) は、オーストラリア北部の低木地と乾燥林に生息する大型の昆虫である。長さ約 8 cm、重さは 30 gで、濃い赤褐色の体をしている。砂地に穴を掘る習性から名付けられており、しばしば地下 1 m まで掘り進むこともある。手間がかからない点と、持ち上げたときの反応の面白さで、人気のペットとなっている。

ブラジルドクシボグモ

ブラジルドクシボグモ (Phoneutria nigriventer) は、南アメリカ原産のクモの一種で、主に熱帯雨林に生息し、しばしば都市部でも目撃される。体が大きく、毒を持ち、淡褐色の体は毛に覆われており、脚に黒い縞模様がある。オスは、メスより若干小さく、腹部がかなり小さい。口の近くにある口肢 (体節状の触覚) の先の膨らみはオス特有であり、性別を判別できる。脚を広げたときのサイズが 130~150 mm、体の平均サイズが 17x48 mm である。ブラジルドクシボグモの代表的な動作は、2 本の前足を持ち上げて、左右に体を揺らす防御姿勢である。

ブラジリアンサーモンピンクタランチュラ

ブラジリアンサーモンピンクタランチュラ (Lasiodora parahybana) は、ブラジル東部の大西洋岸森林地域にのみ生息する大型のクモの一種である。体が黒く、足と腹部にピンクまたは赤の毛が生えている。全体として見ると、オスは若干大きく、脚を広げた状態で 28 cm にも達するが、メスは腹部が大きく重量がある。また、オスは、メスよりも明るい色をしている。

ペルビアンジャイアントオオムカデ

ペルビアンジャイアントオオムカデ (Scolopendra gigantea) は、南米およびカリブ海地域の森林原産の、大きく恐ろしい肉食の節足動物である。様々な動物を捕獲して毒を注入し、殺すことができる。また特定の獲物を捕まえるためのテクニックもマスターしている。全長は 30cm にまで達し、色は個体ごとに様々である。通常は、赤、黄、茶、黒などの体に、黄色の足があり、体の節の部分が濃い。