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ミーアキャット

ミーアキャットは、群れで生活するマングースの一種で、アフリカ南部のサバンナや半砂漠の地下に複雑な巣を作って生息している。家族の群れで生活し、「真社会性」があると考えられている。つまり、社会的な組織化が進んでおり、群れのメンバーはグループ内での役割がはっきりと決められている。平らで尖った頭を持ち、顔は砂色で、目と耳は黒い。背中には灰色と黄色の斑点模様の毛があり、尾の先端は黒く、尖っている。四足歩行で移動するが、警戒するときは後ろ足で独特の姿勢をとる。頭胴長は 24 ~ 35 cm、体重は 620 ~ 970 g である。メスの方がオスよりも体重が重い傾向がある。ミーアキャットは現在絶滅の危機に瀕してはいない。

フェネック

フェネックは、サハラ砂漠に生息する小さなイヌ科の動物である。背中、頭、尾の毛は砂色で、足、腹、顔の毛は白い。フェネックの最大の特徴は、非常に大きな尖った耳である。フェネックは、肩までの高さが 18 ~ 22 cm、頭胴長が 34~40 cm と非常に小さい。尾の長さは最大 25 cm、耳の長さは 9 ~ 10 cmである。体重は 0.8 ~ 1.9 kg である。オスはメスよりわずかに身体が大きい。フェネックは危機種とはみなされておらず、その個体数は不明だが、多数存在すると考えられている。

ニシダイヤガラガラヘビ

ニシダイヤガラガラヘビ (Crotalus atrox) は、アメリカ合衆国およびメキシコの砂漠、草原、低木地が原産の毒ヘビである。背中の灰色と茶色の鱗がダイヤ模様に配置されていることが、名前の由来である。全長は平均 1.2m だが、2.1m の個体がいたという記録が残っている。オスはメスより大きい。身の危険を感じると襲いかかってくる危険種である。

メキシカンレッドニータランチュラ

メキシカンレッドニータランチュラ (Brachypelma hamorii) は、メキシコの低木地、砂漠、森林に生息するクモである。黒い身体と脚、関節に朱色の配色、そして他のすべてのタランチュラ種と同様に全身が敏感な毛でおおわれている。体長約 10cm、脚を広げると 15cm になる。夜行性で、日中は巣穴で過ごし、夜になると獲物を求めて狩りに出る。昆虫や、小さな両生類や哺乳類を餌にする。

アメリカドクトカゲ

アメリカドクトカゲ (Heloderma suspectum) はアメリカ合衆国南部とメキシコ北部の乾燥地域が原産の大型毒トカゲである。オレンジと黒の鱗が縞と網状の模様に配置されており、体長は 51~60 cm、体重は 350~700 g。アメリカドクトカゲは非常に鋭い嗅覚を持っている。狩りのときに活用し、口から舌を出し入れすることで空気の匂いをかぎ取っている姿がよく見られる。アメリカドクトカゲは非常にゆっくり動くため人間にとって真の脅威となることはないが、恐怖心から殺されてしまうことはよくあり、近危急種に指定されている。

デザートヘアリースコーピオン

アメリカ合衆国南部とメキシコの砂漠が原産の大型クモガタ種であるデザートヘアリースコーピオン (Hadrurus arizonensis) は、奇襲攻撃を専門とする捕食者である。通常は黄色、黄褐色、あるいは薄い緑色をしており、背中には色の濃い部分がある。砂の中や岩の下でじっと息をひそめ、昆虫や小型脊椎動物を毒針で襲う。すると獲物は動けなくなり、その間に顎で掴むのだ。成体になると、デザートヘアリースコーピオンは体長 10~18 cm まで成長する。刺されれば痛みはあるが、通常は人間には特に危険はない。

オリックス

オリックス (Oryx gazella) は、アフリカ南部のカラハリ砂漠とナミブ砂漠に生息するアンテロープの一種である。オリックスにはいくつか外見上の特徴がある。細長いらせん状のツノ、黒い顔と目および鼻口部の白い模様、灰褐色の毛皮、脚の上部と背中の黒い模様、そして白い「ソックス」。平均的なオリックスは肩高 1.1~1.3 m、体長 1.9~2.4 m、ツノの長さ 85 cm。また、オスはメスよりも少しだけ大きく、かなり重い。

フタコブラクダ

家畜種のフタコブラクダ (Camelus bactrianus) は、中央アジア原産の大型偶蹄類である。2 つのコブと砂色の毛皮を持つが、毛皮がこげ茶や白の個体もいる。平均して肩高 2m、コブの高さが 30cm 追加される。オスはメスよりもかなり大きい。