Machine Name
category

アカクビワラビー

アカクビワラビー (Notamacropus rufogriseus) は、東オーストラリアとタスマニア島に生息する中型の有袋類である。カンガルーの仲間として、筋肉質で大きな後肢と尾、比較的小さな前腕、大きな耳と丸みを帯びた鼻という特徴的な外見を持つ。体毛は赤褐色を帯びた灰色で、腹部は淡い色をしている。耳の先端、鼻の周り、足の毛は黒色である。性的二形の種であり、オスはメスより体が大きい。オスは体高 76 cm ~ 93 cm、尾の長さ 69 cm ~ 88 cm、体重 15 kg ~ 26.8 kg である。メスは体高 66 cm ~ 80 cm、尾の長さ 62 cm ~ 78 cm、体重 11 kg ~ 15.5 kg である。

ココノオビアルマジロ

草原や熱帯雨林、乾燥した低木林に生息するココノオビアルマジロ (Dasypus novemcinctus) は、北米、中米、南米原産の、背中に固い装甲を備えた哺乳類の一種である。生息地域全体で 9 種の亜種が存在し、亜種間では外見上の差異が大きい。一般的にココノオビアルマジロは 9 本の帯に分かれたまだらなピンクグレーの装甲帯楯に覆われている。肩と腰は幅広の帯、胴体は幅狭の帯で覆われており、長い装甲状の尾を持つ。四肢は短く、足は大きい。前足に 4 本、後ろ足に 5 本の強い爪がある。顔は細長く、鼻口部はとがっていて、耳が大きい。頭胴長は 38 cm ~ 58 cm、尾の長さは 26 cm ~ 53 cm。装甲帯楯の最も高い位置までの高さは 15 cm ~ 25 cm。オス (5.5 kg ~ 7.7 kg) はメス (3.6 kg ~ 6 kg) より体重があるが、それ以外の性別間の差異はない。

タテガミオオカミ

アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイの森林、草地、低木林に生息するタテガミオオカミ (Chrysocyon brachyurus) は、首の中央部から肩甲骨にかけて黒くて太いたてがみがあることから名づけられたイヌ科の動物である。手足が細長く、全体的にひょろっとした体格をしている。体は赤いボサボサの毛で覆われており、脚には短い黒い毛が生えている。オスもメスも、体の大きさも見た目もほとんど差異はなく、肩高 73 cm ~ 95 cmである。体長は 95 cm ~ 115 cm で、さらに尾の長さが 30 cm ~ 40 cm あり、体重は 20 kg ~ 29 kgである。

カラカル

カラカル (Caracal caracal) は、アフリカや中東のサバンナ、湿原、半砂漠、森林や低木地帯に生息する小型の山猫である。体毛は赤褐色で腹部は白色、足が大きく、体はがっしりとしており、尾は比較的短い。大きなとがった耳を持ち、その先端から黒い毛の束が伸びている。オスはメスよりわずかに大きいが、それ以外の目立った性差はない。オスは肩高 41 cm ~ 53 cm、頭胴長 75 cm ~ 108 cm、体重 7.2 kg ~ 19 kg。メスは肩高 39 cm ~ 51 cm、頭胴長 71 cm ~ 103 cm、体重 7 kg ~ 15.9 kg である。短い尾は 18 cm ~ 34 cm である。

オグロヌー

オグロヌー (Connochaetes taurinus) はアフリカ南部原産の大型アンテロープである。英語では、一般的に「common wildebeest」「white-bearded wildebeest」「brindled gnu」などと呼ばれる。淡いグレーや茶色の体毛で、首、肩、胸に濃い縞模様がある。黒く長い尾と黒く長いたてがみがあり、亜種によって立っていたり、首にかかっていたりする。白いヒゲが首の下に垂れ下がっている。性的二形を示し、オス、メスともに L 字型の多きな特長的な角を持つが、オスはメスより体が大きく、肩高 1.23 m ~ 1.65 m、体長 1.7 m ~ 2.4 m、体重 165 kg ~ 290 kg である。それに対してメスは、肩高 1.14 m ~ 1.42 m、体長 1.75 m ~ 2.15 m、体重 140 kg ~ 260 kg である。

アカシカ

アカシカ (Cervus elaphus) は、ヨーロッパ、アジア、北アフリカの温帯の草原、森林、低木林に広く生息する有蹄類である。毛色は赤褐色で、腹部は淡い色をしている。大きく尖った耳、大きな目、長い鼻が特徴である。性的二形であり、オスはメスより体が大きく複数に枝分かれした大きな角がある。アカシカにはいくつかの亜種が存在し、地域や環境条件によって大きさが異なる。オスは体長 1.7 m ~ 2.5 m、肩高 1.07 m ~ 1.37 m に成長する。メスは体長 1.6 m ~ 2.1 m、肩高 0.95 m ~ 1.22 m である。オスはメスより体重があり、メスが 60 kg ~ 170 kg であるのに対し、オスは 90 kg ~ 240kg ある。

エジプシャンルーセットオオコウモリ

エジプシャンルーセットオオコウモリ (Rousettus aegyptiacus) は、サハラ以南のアフリカ、エジプト、アラビア半島の熱帯雨林、落葉樹林、低木林に生息する大型のコウモリである。体は毛で覆われており、色は黄色、オレンジ、茶色などの種類がある。灰黒色の大きな翼を持ち、指の周りはピンク色である。長い鼻の先に潰れた鼻先、大きな丸い目、大きく尖った耳が特徴である。平均では体長 15 cm、翼を広げると約 60 cm になる。体重は 80 g ~ 170 g である。オスはメスよりやや体が大きく、体重も重い傾向がある。

シマスカンク

シマスカンク (Mephitis mephitis) は、カナダ南部、アメリカ、メキシコ北部など北アメリカ全域に生息する小型哺乳類である。短い脚、太くふさふさした尾を持つずんぐりした動物である。細い顔には尖った鼻と小さな丸い耳が付いている。シマスカンクは、黒と白の厚く粗い毛に覆われており、その特徴的な模様からこの名前が付けられている。黒い毛で頭皮が白く、背中から尾にかけて2本の縞模様がある。オスは体長 38 cm ~ 46 cm で、33 cm ~ 41 cm の長い尾を持ち、体重は 2 kg ~ 5.5 kg ある。メスは若干小柄で、頭胴長 34 cm ~ 41 cm、尾の長さが 30 cm ~ 37 cm、体重 1.8 kg ~ 4.9 kg である。

アカギツネ

アカギツネ (Vulpes vulpes) は、ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、アフリカ北部の地域に生息する中型のイヌ科動物である。茶色や黒が混ざった厚い赤毛で、腹部は白色。尾が長くフサフサしており、足が黒いのが特徴。オスは全長 96 cm ~ 115 cm で、その内、尾の長さが 32 cm ~ 38 cm。肩高は 35 cm ~ 50 cm、体重は 4.3 kg ~ 7.6 kg ある。メスは体が小さく体重も軽く、全長 91 cm ~ 110 cm で、その内、尾の長さが 30 cm ~ 36 cm。肩高は 33 cm ~ 47 cm、体重 3.4 kg ~ 6.1 kg である。

アライグマ

アライグマ (Procyon lotor) は、北アメリカ大陸全土に生息する中型の哺乳類である。灰褐色の粗い毛、黒い縞模様が入った長い尾、尖った鼻、しばしば「マスク」と表現される目の周りの模様が特徴である。アライグマは前足がとても器用で、手のように使いこなす。体長 41 cm ~70 cm、尾の長さが 19 cm ~ 40 cm である。オスはメスより体重が重く、2.5 kg ~ 10.4 kg、メスは 1.8 kg ~ 7.5 kg である。体の大きさや体重は、亜種や気候、時期によって大きく異なる。