サバンナシマウマ
サバンナシマウマ (or Equus quagga) は、アフリカ東部およびアフリカ南部原産で、サバンナの水源近くに好んで棲む。縞模様の違い、グループ間の交配の可否など、さまざまな特徴をもとに、この種は 6 つの亜種に分類される。サバンナシマウマには、すべてのシマウマ特有の白と黒の縞模様があるが、グレビーシマウマより小さく、ヤマシマウマより大きい。オス、メスともに体高 1.10~1.45 m、体長 2.17~2.46 m であるが、オスは通常メスよりも 10 % 大きい。
ニアラ
ニアラ (Tragelaphus angasii) は、アフリカ南東部のサバンナの草の生い茂る場所にひっそりと棲むカモシカのような偶蹄類である。性的二型性であり、オスの体はメスよりもはるかに大きい。オスの体毛は濃い灰色で、黄色い脚、ねじれた先が黄色い角がある。メスは黄褐色である。オス、メスともに背中に白い縦縞がある
メキシカンレッドニータランチュラ
メキシカンレッドニータランチュラ (Brachypelma hamorii) は、メキシコの低木地、砂漠、森林に生息するクモである。黒い身体と脚、関節に朱色の配色、そして他のすべてのタランチュラ種と同様に全身が敏感な毛でおおわれている。体長約 10cm、脚を広げると 15cm になる。夜行性で、日中は巣穴で過ごし、夜になると獲物を求めて狩りに出る。昆虫や、小さな両生類や哺乳類を餌にする。
アメリカドクトカゲ
アメリカドクトカゲ (Heloderma suspectum) はアメリカ合衆国南部とメキシコ北部の乾燥地域が原産の大型毒トカゲである。オレンジと黒の鱗が縞と網状の模様に配置されており、体長は 51~60 cm、体重は 350~700 g。アメリカドクトカゲは非常に鋭い嗅覚を持っている。狩りのときに活用し、口から舌を出し入れすることで空気の匂いをかぎ取っている姿がよく見られる。アメリカドクトカゲは非常にゆっくり動くため人間にとって真の脅威となることはないが、恐怖心から殺されてしまうことはよくあり、近危急種に指定されている。
ボンゴ
ボンゴ (Tragelaphus eurycerus) は、中央アフリカの森林地帯でひっそりと暮らすアンテロープである。黄褐色から赤色の毛皮をしており、胴体部分に白い縦縞が入っている。脚の内側は色が薄く、大きな耳を持っており、目の下に逆 V 字型の黄色い模様が入っている。特筆すべき特徴は、らせん状に伸びた大きな真っ直ぐのツノだ。オスとメスは同じくらいの大きさで、肩高 1.1~1.3 m、体長 2.15~3.15 m。ただし、メスの体重が 190 kg なのに対し、オスの体重はずっと重く平均 310 kg ある。
アメリカバイソン
アメリカヘイゲンバイソン (Bison bison bison) は、アメリカ合衆国およびカナダが原産の大型有蹄類である。バイソンは大きな頭と肩のコブと体の前四半部が特徴的で、そのすべてがボサボサの毛で覆われている。後四半部は比較的筋肉が少なく、毛も薄い。オスとメス両方とも角を持ち、大きさも同じくらいだが、オスの方が筋肉が多いため体重はずっと重い。
アフリカスイギュウ
サハラ以南のアフリカ全域に生息しているアフリカスイギュウ (Syncerus caffer caffer) は、ウシ科の中で最も大きく、アフリカの自然界に分布している。一般的な個体は、体長 1.7 m~3.4 m、体高 1.0~1.7 m。太くてカーブした特徴的な形の角が、額の中央にある「突起」で結合している。群れを率いるオスのリーダーが、最も大きな角を持っていることが多い。