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ヘルマンリクガメ

ヘルマンリクガメ (Testudo hermanni) は、地中海沿岸の森林に生息する小型のリクガメの一種である。甲羅には黄色と黒の模様があり、亜種や個体によって異なる。分布域西部の亜種に比べて、東部の亜種ははるかに大きく、体長 18 cm に対し 28 cm にも達する。一般的にオスよりメスの方が大きい。大きさにもよるが、体重は 2 kg ~ 4 kg になる。

サハラツノクサリヘビ

サハラツノクサリヘビ (Cerastes cerastes) は、北アフリカと中東の砂漠や半砂漠に生息する毒蛇である。体は砂色で、腹部は淡い色をしていることが多い。鱗の上には、擬態のためわずかに濃い茶色の斑点模様がある。頭部は大きく、三角形をしている。目の上に独特の尖った角があるのが特徴で、それが名前の由来だ。オスとメスの見た目は同じだが、メスの方がやや大きい傾向にある。体長は 30 cm ~ 60 cm。

ミズオオトカゲ

ミズオオトカゲ (Varanus salvator) は、東南アジアやインド亜大陸の温暖な地域の熱帯雨林や湿地帯、マングローブ林に生息する大型の爬虫類である。体色は濃い緑から黒で、全身に淡い茶色と黄色の網目状の模様がある。この網目は、尾に帯状に見られることも多い。性的二型であり、オスのほうが体が大きい。オスが体長 1.5 m ~ 2 m、体重 5 kg ~ 50 kg、平均 20 kg であるのに対し、メスは体長 1.2 m ~ 1.8 m、体重 2 kg ~ 22 kg である。

 

メガネカイマン

メガネカイマン (Caiman crocodilus) は、中南米の湿地帯やサバンナ、森林に生息する中型のワニである。メガネカイマンの色は緑、茶、黄色、灰色で、尾と体に沿って帯状のマークがある。両眼の間に骨のような隆起があり、メガネをかけているように見えることからこの名前がつけられている。メガネカイマンの体は細身で、背中にはさらに隆起した鱗がある。オスの体長は平均 1.5 m ~ 2 m だが、年齢を重ねて 2.5 m を超えることもある。体重は 13 kg ~ 40 kg である。メスは小さく、体長は平均 1.08 m~ 1.4 m、大きい個体や年齢を重ねた個体では 2 m になる。体重は 7 kg ~ 30 kg である。

アメリカアリゲーター

アメリカアリゲーターは、アメリカ南部とメキシコの河川、沼地、湿地に生息する大型のワニの一種である。体色は、ダークグリーン、ブラウン、グレーのいずれかである。頭部は丸みを帯び、開口部が大きく、多くの歯があり、その一部が外に突き出ている。体は幅広く、背中には鱗の隆起がいくつも見られる。横に張り出した脚で地面すれすれを移動するが、走るときには地面から体を持ち上げる。オスは体長 3.4 ~ 4.6 m、体重 200 ~ 626 kg。メスは体長 2.6 ~ 3.0 m、体重 30 ~ 200 kg である。アメリカアリゲーターは一生を通じて成長が止まらないため、非常に大きなサイズになる。

キスイガメ

キスイガメは、アメリカ東部および南部の汽水域や沿岸の湿地帯に生息する小型のカメである。同心円状の明暗のリングを描く「ダイヤモンド」のような独特の甲羅模様が特徴である。ただし、種の中でも模様や色調には違いがある。オスの甲羅の平均が 13 cm なのに対し、メスは 17 cm である。

コビトカイマン

コビトカイマンは、南アメリカ北部の森林の川や沼地に生息する小型のワニである。この種は成獣になるにつれて外見が変化していく。大きな茶色の目 (黄色の場合もあり) をしている。オスの平均体長は 1.3 ~ 1.5 mであるのに対し、メスは平均 1.15 mである。平均的な体重は 6 ~ 7 kgである。

ハスオビアオジタトカゲ

ハスオビアオジタトカゲは、オーストラリアの森林地帯、低木地帯、半砂漠地帯に生息する爬虫類の一種である。幅広でずんぐりした体つきで、三角形の頭と分厚い尻尾が特徴だ。さまざまな色の個体がいるが、通常は褐色、ベージュ、黒の鱗が縞模様に配置されている。名前の通り、鮮やかな青い舌を持っている。成体の体長は 45~60 cm。

キイロアナコンダ

キイロアナコンダ (Eunectes notaeus) は、黄色い鱗の上に茶色や黒の斑点が背中に広がっている、大型のコンストリクタースネークである。主にパラグアイの河川域にある支流や湿地、沼で発見されているが、ボリビア、アルゼンチン、ブラジルでも確認されている。キイロアナコンダは万能型の捕食者で、捕まえることのできる小型から中型の動物はほとんど何でも食べてしまう。大型種として知られており、成体の平均全長は 3.3~4.4 m、平均体重は 25~35 kg に到達する。記録に残っている最大の個体は、全長 4.6 m、体重は 55 kg あった。

ニシダイヤガラガラヘビ

ニシダイヤガラガラヘビ (Crotalus atrox) は、アメリカ合衆国およびメキシコの砂漠、草原、低木地が原産の毒ヘビである。背中の灰色と茶色の鱗がダイヤ模様に配置されていることが、名前の由来である。全長は平均 1.2m だが、2.1m の個体がいたという記録が残っている。オスはメスより大きい。身の危険を感じると襲いかかってくる危険種である。