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マーコール

マーコール (Capra falconeri) は中央アジア原産の大型のヤギで、時にはねじ角ヤギと呼ばれる。樽型のがっしりした体つきをしている。2 つに分かれた蹄を使って険しい山や崖を登ることができる。厚い毛皮に覆われており、オスは灰褐色、メスはより明るく豊かな褐色をしている。背骨に沿って黒いストライプがあり、脚と顔には黒い模様がある。オスは首全体に長くボサボサのヒゲが生えている。オスメスともに太くカールした角を持つが、オスの方がかなり長い。オスはメスより体も大きく、体重もあり、肩高 0.95 m ~ 1.15 m、最大体重 110 kg であるのに対し、メスは肩高 75 cm ~ 90 cm、体重約 40 kg である。

メガネグマ

メガネグマ (Tremarctos ornatus) は南米アンデス地方原産の中型のクマである。黒い毛皮は厚く、顔と胸に白い模様がある。顔は他のクマに比べて比較的平らで、絶滅した短頭種のクマと密接な関係があることを示している。他のクマと同様、メガネグマは明確な性的二形が見られ、メスはオスよりずっと小さい。オスは肩高 76 cm ~ 91 cm、体重 100 kg ~ 200 kg であるのに対し、メスは肩高 60 cm ~ 73 cm、体重はわずか 35 kg ~ 82 kg である。

モウコノウマ

モウコノウマ (Equus ferus przewalskii) は、モンゴルの草原に生息する野生馬の一種で、プシバルスキーウマとも呼ばれる。ウマ科動物の中でも小柄で、ずんぐりした体型をしている。体長 2.1 m ~ 2.6 m、肩高 1.2 m ~ 1.5 mである。成獣は体重 250 kg ~ 360 kgである。オスはメスより少し大きいこともあるが、明らかな性的二型は見られない。被毛はオレンジがかった褐色で、腹部は薄い色をしている。直立した黒いたてがみ、太く黒い尾、黒い脚が特徴的である。

アムールトラ

アムールトラ (Panthera tigris altaica) は別名シベリアトラとも呼ばれ、猫科では最大の動物である。黄褐色の毛皮に細く黒の縞模様があり、腹部には淡い下毛が生えている。頭はとても大きく、顎には巨大な牙がある。

ニホンザル

ニホンザル (Macaca fuscata) は、日本列島固有の猿の一種である。日本北部の亜寒帯林など、様々な環境条件で暮らすため、欧米では「スノーモンキー」とも呼ばれる。ベージュの厚い毛皮で覆われた体、白い腹、ピンクの顔で、オスの平均体長は 57 cm、体重は 11 kg である。メスは若干小さく、平均 52 cm、8 kg である。オス、メスともに、強い絆で結ばれた血縁関係のあるメスと、他のグループから入ってきた血縁関係のないオスで構成される 10 頭から 100 頭の群れで暮らす。絶滅の危機にさらされてはおらず、野生のものも多く存在する。そのため、数が増えすぎると、作物や樹木への被害を防ぐために間引きされることもある。

ヒマラヤヒグマ

ヒマラヤヒグマ (Ursus arctos isabellinus) は、アフガニスタン、パキスタン、インド北部、中国西部、ネパール、カザフスタン、チベットの山に生息するヒグマの亜種である。個体数が激減しており、絶滅が危惧されている。野生に生息している個体数は不明であるが、地域開発による生息地の分断化、毛皮やその体の部位の密猟など、さまざまな要因によって絶滅の危機に瀕している。