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ガラパゴスゾウガメ

ガラパゴスゾウガメ (Chelonoidis nigra) は、ガラパゴス諸島固有の爬虫類であり、他の場所にはどこにもいない。鞍型とドーム型の 2 種類に分かれ、どちらの変異型も鈍い灰褐色の甲羅と、うろこ状で灰色の肌をしている。鞍型のカメは長い首をしており乾燥した低地に住んでいるのに対し、ドーム型のカメは短い首をしており湿気の多い高地に住んでいる。どちらも極めて大型で、オスの平均体重は 272~317 kg、メスは 136~181 kg。<br><br>かつて、ガラパゴスゾウガメは肉や油を求める人々に乱獲されたり、農地を作るために生息地が破壊されたりしたために数が激減した。船乗りもまた、備蓄食料としてよくカメを乗せていた。大きいため肉がたくさん取れるうえに、ほとんど世話をする必要がなかったからである。

インドガビアル

インドガビアル (Gavialis gangeticus) は、インド亜大陸の河川が原産のクロコダイルで、現在近絶滅種に指定されている。近年の推測によると、野生の個体は 200 頭しか残っておらず、ネパールとインド北部の 4 本の支流に生息地は限定されている。個体数が減少した原因は、河の汚染が進み魚が減少したことや、砂の採掘でメスの産卵に必要不可欠な砂洲が破壊されてしまったことなどが挙げられる。

アルダブラゾウガメ

アフリカ東岸のインド洋に浮かぶ群島セーシェル諸島の固有種、アルダブラゾウガメ (Aldabrachelys gigantea) は、非常に大きく成長することが可能な爬虫類である。オスの平均体重は 200~250 kg、小さいメスでも平均体重 121~159 kg ある。尖ったケラチン質のプレートでできた甲羅は鈍い灰褐色で、肌はうろこ状で灰色。