パーク管理者のみなさん、こんにちは! 

6 月 6 日に行った「ジュラシック・ワールド・エボリューション3」の発表では、人気シリーズ最新作の一部を世界で初めて公開しました! 

ですが、まだまだお見せしたいものはたくさんあります。まずは、肝心要の中心的存在、「恐竜」について見ていきましょう。 


恐竜の繁殖

「ジュラシック・ワールド・エボリューション3」では、恐竜たちの自然繁殖を導入しました。これによってゲームプレイに深みが増し、新システムもたくさん生まれることとなりました。  

新たな恐竜の誕生を研究所の中だけに留めず自然な巣の中で行うには、これまでのシリーズにも登場していたメスの恐竜だけでは足りません。そこで今回初めて、メスとオスの両方を合成したり捕獲したりして、パークに迎え入れることが可能になります。

恐竜のオスとメスとの違いは、繁殖能力だけではありません。自然界の二形性(性別による形質の違い)を完全に再現し、外見や行動にまで違いが現れるようになりました。

また、幼体は両親の特性や模様などを引き継ぎます。これにより、子孫に行動や見た目が遺伝し、それぞれにユニークな外見や挙動の一族が生み出されます。良しにつけ悪しきにつけ、ではありますが。他の動物でも同じですが、こうした遺伝的特性は世代を経ることで薄れたり消えてしまったりするように見える場合もありますが、さらに後の世代になって再び発現する場合もあります。

恐竜の番いにはそれぞれに相性の良し悪しがあり、これが繁殖の成功率や向き不向きにも影響します。それぞれの恐竜が持つ繁殖力や特性もその一部です。相性は数字だけの問題ではありません。次世代の恐竜を確実に誕生させるには、番いが快適な環境にいることが重要です。

相性の良い番いを特定して快適な囲いに一緒に入れたら、あとは彼らが昔ながらの方法で自然に遺伝子を子孫へと遺してくれます。もちろん、自然に任せたのでは時間がかかりすぎる場合は、巣やパークの科学者を活用して繁殖プログラムを立ち上げることもできます。


愛しの我が家 

相性の良い番いが家族となるためには、卵を孵化させて保護するための営巣エリアが欠かせません。 

パークの囲いの中に巣を作りたい場合、設計図から既存のものを選ぶことも、モジュール式の建設ツールを活用して独自のものを作ることも可能です。パークでは、それぞれの種の大きさや種類に応じて多様な巣を作ることが可能です。もちろん、陸上に住む恐竜、空を飛ぶ恐竜、水中で暮らす恐竜のいずれにも、それぞれ対応した巣があります。巣には複数の卵が産みつけられ、孵化するまでその場で温められますが、孵化までの時間や卵の数は種によって異なります。 

同じ恐竜でも種によって巣の配置の好みは異なります。例えば、ゲストから離れた人目につかない安全な場所で営巣したい種もいれば、安全性を高めるために巣を複数まとめて作ることを好む種もいるというわけです。 

相性の良い番いが要件や好みに適合した巣を使える状態にある場合、自然の成り行きでやがて巣の中に卵が産み落とされることでしょう。 

合成した場合と同じく、卵は巣の中で孵化するまでに一定の時間を要します。巣の中で卵の孵化期間が完了すると、幼体の恐竜が現れてパークの大地を踏みしめ、新たな家族の一員に加わります。 


家族という単位

成体と子供はパークの囲いの中で一緒に生活し、家族という単位を形成します。この家族の在り方は、種によって様々です。 

それぞれの種や個体の行動特性に応じて、恐竜の家族の様相はまったく異なるのです。幼体の恐竜が近親者にしか近づかない場合もあれば、大胆にも種を問わずあらゆる成体について行ってしまうものもいるのです! 

幼体は幼い動物らしい天性の好奇心を持ち合わせており、自身の住む囲いの中を探索したり遊び回ったりします。しかし、これが時としてちょっとしたトラブルの原因となることも。

多くの種は本能的に同じ種の幼体を守り育てるものですが、恐竜たちの場合、そうした親としての本能に乏しいものもいます。自身の子供のみならず群れに属する他の個体の子供までしっかりと守り育てるものもいれば、あまり親としての本能を示さないものもいるのです。

パーク管理者としてのプレイヤーの仕事には、ここで生じる需要と供給の差を埋め、「生命が道を見つけるのを助ける」ことも含まれます。つまり、幼体の恐竜が必要な世話や支援を得られるようにして、健やかに成長できるようにするということです。


恐竜の育児

同じ種であっても、恐竜の幼体と成体では必要なものがかなり異なる場合も少なくありません。他の種の動物と同じく、恐竜も子供たちのニーズが親の生活しやすさにも影響します。つまり、新たな心地よさの条件や行動が発生するのです。恐竜の中には、自分自身のニーズよりも幼体たちのニーズを優先するものもおり、そうした種は子供たちが幸せでないと自分たちも不幸になってしまいます。ちなみに幼体は成体と比べると体は小さいですが、その危険性は決して軽視できません。取り扱いに注意が必要であることには変わりないのです。

幼体を囲いに導入するための準備段階では、彼らが快適に過ごせるために必要な基盤や、安全性を損なわないために注意すべき点を知っておくことが重要です。時には、幼体が快適に過ごせるように既存の囲いを変更することが必要な場合もあります。小さな足では、歩き回れる範囲は限られていますからね!

恐竜のニーズには、幼体のニーズも含めていくつかの種類があります。恐竜たちの古生物的欲求は、環境や食料の種類、地形、水の量など多岐にわたります。一方で社会的欲求は、囲いの中で恐竜たちがどんなふうに交流するかによって決まります。例えばその縄張りの中に何頭のオスがいるかといったことが重要になってくるのです。こうした欲求を意識して管理すれば、恐竜たちもゲストも満足度が増し、パークの魅力が高まるでしょう。

次世代の恐竜を丹念に育成すれば、やがてその見返りも得られます。幼体の生育がうまくいけば、幸せな幼年期を送ったことによるボーナスを受け、自然繁殖のサイクルが継続しやすくなるからです。


幸せな家族

自然繁殖、二形性、幼体の恐竜といった要素は、「ジュラシック・ワールド・エボリューション3」のゲームプレイに新たな深みを与えてくれることでしょう。恐竜たちの個体それぞれに今まで以上に物語が生まれ、パーク内で世代を超えて引き継がれていくことになるのです。

「ジュラシック・ワールド・エボリューション3」についてはまだまだご紹介したい新要素がたくさんありますので、今後の発表を楽しみにお待ちください。最新ニュースを見逃さないためには、公式 SNS のフォローもおすすめです。

「ジュラシック・ワールド・エボリューション3」は Steam、Epic、Windows Store、Xbox Series X|S、PS5 で 10 月 21 日発売予定。

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