奥深い『F1®マネージャー2022』の世界では、8月25日にゲームを開始して、すぐに数々の重要な情報およびオプションを自由にご利用いただけるようになります。F1®公式チームのチームプリンシパルという役割を介し、財務状況や施設の状態、チームが所有するマシンの詳細なデータなど、これまで以上に多彩なデータおよび選択肢を自由に扱えるようになります。
こういったオプションがあることは素晴らしいのですが、マネジメント系ゲームを始めたばかりのプレイヤーや、F1®の世界にあまり親しみのないプレイヤーにとっては、すべてを上手に管理するコツをつかむまでにかなりの時間と練習が必要になってしまうはずです。大金をつぎ込んだり、節約したり、スーパースターと契約したり、若い才能を育てたり、『F1®マネージャー2022』では多種多彩な遊び方が可能ですが、どのような遊び方を選択したとしても常に鍵を握るオプションが複数存在します。
この記事では、初めてセーブデータを作成する際に気をつけるべき重要なポイントと、マネジメント方法に関するヒントをいくつかご紹介させていただきます。未来のチームプリンシパルの皆さん、まずはリラックスしましょう。それでは、始めます…
1) 計算する
セーブデータの作成時点では、引き継いだチームごとに最初に与えられる予算金額が異なっています。基本的に、2021年シーズンのコンストラクターズチャンピオンシップで上位に入賞したチームほど、潤沢な資金を持ってゲームを開始することができます。あなたに与えられた総資金額は左下にあるメインメニューに表示されていますが、「資金」タブからシーズン残高、予測、収入、支出などを確認することにより、チームに投資可能な資金の範囲を明確に把握することができます。「役員会」タブにある「役員会の予算」オプションでは、あなたのボスが許可している今シーズン中の支出金額が表示されます。
さらに、実際のF1®のレギュレーションに沿って、各チームには「コストキャップ」(マシンの性能に影響を与える可能性がある要素に対して1シーズンを通して支出可能な金額の上限)が設定されています。この金額もチームごとに異なっており、下位のコンストラクターほどコース上におけるマシンの性能を向上させるために、より大きなキャップサイズが与えられています。コストキャップの残額を確認しながら、1年目のシーズン中にマシン開発にどの程度投資するのがベストかをしっかりと考えましょう。
2) 目標を見失わない
チームプリンシパルとしての立場を確立していくためには、自分にどのような役割が求められているのかを把握することが重要です。どのチームにも役員会が存在し、役員会はチームの予算と目標を設定します。あなたの仕事は、役員会に与えられた指示を把握し、巧みな戦略立案とマネジメントを通して結果を残すことです。
セーブデータを作成した直後には、達成すべき今シーズンの目標および長期的な目標がすでに設定されています。順位が低いチームでシーズンを開始した場合には、シーズン目標がコンストラクターズチャンピオンシップで8位以内に入ること、そして長期的な目標が表彰台の常連になることに設定されているかもしれません。
これらの目標をできる限り早く確認し、自分が目指すべき目標を明確にしましょう。その重要性を繰り返し確認できるように、あなたに与えられている目標は役員会があなたに対して抱いている現在の信頼度とともに、常にホーム画面に表示されます。ご想像の通り、これら2つの要素は非常に密接に関係しています…
3) 契約締結の準備はOK?
『F1®マネージャー2022』で長期的な成功の鍵を握っているのが、採用活動です。F1®、F2™、F3™のパドックで実際に活躍しているドライバーやエンジニアをスカウトし、交渉を進めて、自分のチームで採用することができます。もちろん、すでにチームにいるスタッフの連携向上や育成に注力することも可能です。いずれにせよ、チームの編成を進めていくためには慎重な契約の管理が必要となります。「スタッフ」および「ドライバー」タブでは、チームに所属するメンバーの上にカーソルを置くことで、契約の残り期間などを含む重要な情報を表示することができます。
契約の満了が近いスタッフを引き留めたいのであればすぐに交渉を開始し、より長期に渡る契約を結んでもらえるように努力しましょう。逆に、契約を結びたい別のドライバーに目を付けているとしましょう。そのドライバーを獲得するためには、ドライバーの枠に空きがある必要があります。そのため、契約中のドライバーとの契約が切れるのを待つか、または違約金を支払って現在のドライバーとの契約を解除するか、どちらかの方法を取らなければなりません。セーブデータの作成後、早い段階でスタッフの契約期間を確認することで、業界トップの人材を確保したり、勢いのある若い人材の最適な獲得のタイミングを判断したりすることができます。
4) もしもの時のために…
『F1®マネージャー2022』の「マシン」タブでは、チームが所有するマシンのパフォーマンスや重要な開発領域、他の参戦マシンとの比較など、多彩な情報を確認することができます。これらはセーブデータを進めていくうちにすべて把握できるようになりますが、セーブデータの作成後に特に確認しておきたいのが「倉庫」です。
「倉庫」オプションにカーソルを合わせると、保管されているパーツの数がマシンの領域ごとに表示されます。フロントウイングやアンダーフロアは、装着中のパーツがレース中に破損してしまう場合に備えてストックしておくことが重要となります。開幕戦の舞台となるバーレーンへと飛び立つ前に、ぜひ倉庫をご確認ください。さらに必要なパーツがある場合には、そのパーツを選択してから「製造」をクリックしてください。
5) レーストラックの事前調査
これでバーレーンで行われる第1戦の前にパーツの在庫を確保し、チームに求められるものを把握できました。やりましたね。でも、サーキットで待ち受けている出来事を本当に正確に把握できているのでしょうか?そんなときは、「レース」タブを確認してみましょう。
グランプリウィークエンドでは、様々なサプライズがあなたを待ち受けていますが、このメニューではサーキットについての重要な情報が提供されており、戦略の基礎となる情報を確認することができます。ピレリが選択したGP用タイヤコンパウンドを確認しましょう。金曜日から日曜日までに予想される気温および降水確率を表示しましょう。トラックの摩損性、グリップレベル、ピットストップにおける平均ロス時間、そしてセーフティカー導入の可能性まで、過去のデータをもとに確認することができます。「サーキット情報」をクリックすれば、コースレイアウトとマシン性能の相性や過去の戦略情報などを含むより詳細な情報を確認することができるため、サヒールで行われるレースに万全の態勢で臨むことができます。
6) クルーに対する愛
『F1®マネージャー2022』には、チームのドライバー、技術チーフ、エアロダイナミクス責任者、そして2名のレースエンジニアを個別に管理できるほか、エンジニアリングチーム全体を管理する機能も搭載されています。これらのスタッフはあなたが下したマシン開発に関する意思決定を基に設計、研究、そして施工を行うスタッフです。そのため、早い段階でチームについて確認することが必要不可欠となります。
「スタッフ」タブで「エンジニアリングチーム」を選択すれば、チームの規模や現在割り当てられている作業などが表示されます。エンジニアリングチームの規模を拡大すればコストは増大しますが、複数のパーツ開発を同時に進める能力を高めることができます。また、デザインセンターのアップグレードに投資を行うことで、チームの最大キャパシティや作業可能なパーツ数を拡張することができます。シーズンの開幕前にマシンの開発方針を決定したら、エンジニアリングチームが作業を進められるように準備しておきましょう。
『F1®マネージャー2022』は、Steam、Epic Games Store、Xbox Series X|S、PlayStation 5、Xbox One、PlayStation 4で今夏発売されます。『F1®マネージャー2022』を今すぐ事前注文して、8月25日よりプレイが可能となる5日間のアーリーアクセスをゲットしましょう!TwitterやInstagramで公式チャンネルをフォローして最新情報をゲットしたり、Twitchチャンネルに登録してゲームのプレイ動画をチェックしたり、Discordサーバーに参加して開発チームのメンバーやプレイヤー仲間とチャットしたりしましょう。